豊田市自然観察の森は、身近な自然と触れ合うことで、生き物どうしのつながり「生物多様性」を考えるきっかけ作りをお手伝いする環境学習施設です。
面積は約28.8ha(周辺区域約124.5ha)で、中心市街地に隣接しながら典型的な里山の景観を有する森で構成されています。区域内にはラムサール条約登録湿地の矢並湿地を含むなど、森林だけでなく、谷戸やため池、湿地など多くの生きものを育む多様な環境によって構成されています。このような環境から、里山環境に特徴的な多くの生き物が見られます。
中心施設であるネイチャーセンターの他、自然散策道や休憩舎、探鳥用ブラインド等の施設が整えられています。ネイチャーセンターでは自然に関する展示や自然観察のアドバイスや観察コースの案内などを行っています。またガイドウォークや動物・昆虫・植物などの観察会、団体向けの環境教育プログラムなども行っています。
ネイチャーセンター
鉄構造2階建:延床面積 1,322.45m²
位置
〒471-0014
愛知県豊田市東山町4丁目1206番地1
東経137度12分、北緯35度5分
主な施設
- ネイチャーセンター
- 標本資料館(旧ネイチャーセンター)
- 観察小屋・サテライト施設(5棟 – 展望台含む)
- 野鳥観察用ブラインド(1か所)
- 自然観察路
- 屋外トイレ(2か所)
- 駐車場(47台・身障者専用スペースあり)
※バイクや自転車は駐輪場へお願いします。
主な環境
- コナラ・アベマキ林
- ツブラジイ林
- スギ・ヒノキ人工林
- 竹林
- 水田
- 休耕田及び湿地
- ため池
1階 受付
森で見られる生き物や施設の利用についてのご質問、ご相談など、お気軽にお声かけください。
双眼鏡、虫めがね、鳥のハンディ図鑑、植物のポケット図鑑等の観察道具の貸し出しも、こちらで受け付けています。
※館内専用車椅子を1台用意しています。必要な方はお声かけください。
2階 展示コーナー
自然や生き物について学ぶことができます。季節やイベントなどに応じて企画展なども開催しています。
中2階 出発デッキ
森を眺めることのできるデッキです。このデッキから続く木道が、森の散策路にもつながっています。
テーブルとイスがありますので、休憩や昼食にもご利用ください。
1階 ユーティリティールーム
休憩や昼食に利用できるフリースペースです。テーブルとイスの数に限りがありますので、譲り合ってご利用ください。
1階 研修室
映像の視聴、プロジェクターによる映像投影などが行えます。座席は階段状に設置され、最大108名の収容が可能です。
2階 工作室
木工などの活動に利用できます。最大24名の収容が可能です。